最近話題の恋活(こいかつ)について、皆さんどこまでご存知でしょうか?
似た言葉で「婚活」がありますが、結婚活動の略称だということ、婚活の定義や種類などまとめて紹介しました。
恋活は「恋愛活動」の略称で、恋人を探したり、恋人になるためのお友達や気の合う人を探したりする活動の事を指します。
婚活と恋活の大きな違いは、結婚を目標・前提にしているかという事です。
恋活とは?
改めて恋活とはなんぞや?という方にご説明します。
「恋活(こいかつ)」とは、恋人を作るために行う活動のことで、就活になぞらえた婚活と同じ意味で作られた造語です。
日本国内では恋活という言葉ができた頃から、広くに恋活を支援することを目的としたイベントや催事が実施されて来ました。
その背景には、少子高齢化社会や成人の独身率、未婚率の増加による施策に「婚活」イベントが盛んに行われてきており、より付き合いのライトな「恋活」が参入しやすい土台作りがされてきたというものがあります。
近年では、行政が実施するイベントの概念や名称が「恋活」という名称を利用して煎る現状があります。
結婚または交際を希望する男女が一同に介してカップル成立を目指す「カップリングパーティー」も、今では恋活パーティーと呼ばれ始めていて、語感としても受け入れやすいところが認知度の高い理由かもしれません。
へー。恋活って意外と細かい位置づけがされているんだね。
行政もイベント名称に恋活を利用したりと、結構活発的に行事を行っているみたい。
婚活と恋活の大きな違い
恋活の定義についてどこまで知っていますか?
恋人を探すための活動、婚活より軽い活動、結婚を視野にしていない…などなど、恋活と婚活の大きな違いを挙げてみましょう
恋活は年齢が幅広い
一般的に恋活をしたい人というのは、恋をしたいという気持ちがあれば年齢は関係ないイメージで、実際に恋活をしている方は20代前半から40代後半まで非常に幅広い年齢層で活動しています。
年齢層が広いのは、婚活よりもライトな活動なので、どんな人でも友達を増やす感覚でとっつきやすいということが理由に挙げられます。
婚活は、結婚を意識しだす20代後半から30代後半までで、この年齢枠外になってしまうと、基本的に婚活サービス対象外になることも多いのが理由とも言われています。
最終目標が違う!
婚活と恋活の一番の違いは最終目標の違いです。
婚活は相手との結婚を視野に入れ、将来のゴールとして目標を見据えて婚活をしています。
恋活においては、結婚を全く考えていないということではないですが「フィーリングの合う人と恋人、友達になりたい」など、まずは知り合いからというライトな目標を立てている利用者が多いです。
恋活は外見重視?
恋活は外見重視!と書くと誤解を生みかねますが、婚活では経済的なゆとりや、今後人生の伴侶として永く一緒に暮らせるかという判断基準で相手を見ますが、恋活は違います。
金銭的、経済的なゆとりよりも仲良く慣れるかを重視し、それよりも見た目の清潔さやファッションのおしゃれさ、かっこよさ可愛さなど、外見的な評価基準が多いのが特徴です。
婚活よりもライトな募集だけど、清潔感やおしゃれさは大事よね。
恋活は評価目線が違う!
恋活は婚活と評価目線が違います。
どちらも将来を見据えての評価ですが、ただ恋人候補を選ぶのに「結婚するといい親になりそう」とか「経済的余裕があって家庭を安泰にしてくれそう」など、経済的情報で選びますか?
それより言い方はあまり良くないですが、やっぱり「かっこいい、かわいい、清潔感がある」という外見的な評価、「気配りがきく、一緒に居て盛り上がる、たのしい」などフィーリング重視なところが恋活の特徴でもあります。
恋活する側もされるがわも、身長になりすぎず活動できるところが恋活のメリットなのかもしれませんね!
具体的な恋活とは
恋活って具体的に何をするものなのかご存知ですか?
もちろん、定番の合コンなんてのは当たり前なんですが、恋活という言葉ができてから世間もお店も恋活に特化したサービスを恋活したい男女に提供し始めています。
ただの合コンとは違う婚活とはどういうものかをご紹介します!
合コン型パーティー
合コンは男女が同等もしくは同じ割合人数と、食事の席でお互い自己紹介しあってコンタクトを取り仲良くおしゃべり…なんて事はご存知のとおりだと思います。
合コン型パーティーは合コンの規模が大きくなったものと想像していただけるとわかりやすいかと思います。
男女系10~20名ほどで集まり、料理やドリンクを楽しみながら出会いの場を設けるパーティー風の合コンです。
パーティー形式で人数も多いので1対1での会話ではなく大勢で話すことができるので、婚活というよりもイベントに参加したという感覚に近いので、面と向かった堅苦しい雰囲気が苦手という方にオススメです。
パーティーと言っても、必ずしも正装で参加するものばかりではなく、ラフな私服での合コン型パーティーもあるので気軽に参加できる点も良いです。
街コン
街コンは、2004年に栃木県宇都宮市で行われた「宮コン」が発祥で、元々は「地域活性化」と「出会い」を組み合わせた画期的なイベントとして注目され、その後全国各地に広まった新しいイベントです。
同性2名以上で1組になり、街コン加盟店舗を回って食事や他の参加者と会話を楽しむのが一般的な街コンの形式です。
同性2人以上という「一人ではない心細さの解消」と「街コン加盟店舗」という地域活性化の側面を持っているので、地域活性化に貢献しているという理由で参加することができ、カジュアルな婚活として活動する人や、婚活を目的としていない参加者も存在しているようです。
この街コンをきっかけに誕生したカップルが結婚するケースも多くあるようです。
趣味コン
料理、スポーツ、アウトドアにゲームなど共通の趣味を一緒に楽しみながら出会うことができるスタイルのパーティを指し、趣味という共通点で集まっているメンバーなのでお互いの好きなものに対しての話題を広げることができ「趣味は何ですか?」などの探り合いなく気軽に話すことのできるスタイルです。
学生時代にサークル参加しているような感覚で、街コンと同じく婚活を目的としていない人も多く集まる傾向にあります。
付き合いたい人、という頭からこの人と話すのはとても楽しい!という入り口に変わる事によって違った出会いに変わることで、長く継続した付き合いができるようです。
お散歩コン
お散歩コンは、ある程度人数を集めてグループをいくつか組んで、グループごとにまちをゆったり散歩しながら仲良くなることができる企画です。
室内で集まる合コン系ではなく、街コンのような形式。
散歩なので提携店舗など決められた場所へ訪れるのではなく、一緒に歩幅を合わせながらゆっくりと移り行く景色を眺めながらゆったり参加できる企画です。
その散歩ならではの場所を散策しながら一緒にランチを食べたり、焦らずゆっくり会話を楽しむことができるので、お互いの様々な面、自分自身の知らなかった面を知ることができます。
エンタメイベント
フェスやクリスマス、ハロウィンに肉フェス、ビアガーデンなど、まさに出会いのために設けられたといっても過言ではない様々なイベントを楽しみながら出会いを見つけたい人におすすめです。
季節イベントに合わせた企画や、大人数で参加できる企画など、アクティブな企画が開催されれいます。
個人で参加するだけでなく友達同士で参加しやすいので「一人だけの参加は不安、だけど恋活だと誘いづらい」という方におすすめです。
SNS
Facebookやmixi、TwitterなどのSNSで出会いを求める方法です。
基本的には利用料金等はありませんが、ある意味道端のナンパとは変わらないような感じです。
SNSは趣味や興味に沿ったコミュニティが確立されている事が多いので、自分の趣味に会った仲間や恋人を見つけることができるでしょう。
恋活サイト・アプリ
当サイトでも紹介していますが、恋活や婚活に特化したサービスがアプリ化しています。
昔は出会い系サイトと呼ばれていたものですが、今はマッチングサイト、マッチングアプリという愛称で呼ばれています。
詳しくは以下の特集を御覧ください。
恋活をうまく進める方法
とにかく積極的に!
マッチングサイトで恋活をする場合はとにかく積極的、かつ相手にとって重くなりすぎないようにしましょう。
恋活は自ら動かなければ決してマッチングまでつなげることはできません。
相手に自分は真剣だと言うことを伝えるように、積極的に、前向きに恋活を続けて行きましょう。
気にせずマイペースに
積極的にと述べたあとにマイペースとは矛盾していると思われますが、積極的になるばかりに集中してしまいいつの間にか「焦り」に変わってしまうのは良い傾向ではありません。
慣れない積極性を出すばかりに意識を持たずに、自分のマイペースさを維持しながら、前向きに恋活をおこなっていきましょう。
フィーリングの合う相手を見つけましょう
フィーリングの相性は大事です。
理屈で物を言い合って意見が一致したとして、すぐにマッチングすることも大事ですが焦らずもう少し別の話題で会話をしてみましょう。
しばらく会話を続けて「この人は気が合うかも」と感じたのならマッチング申請してみましょう。
相手も同じタイミングでマッチングを行ってくれるかもしれませんよ。
恋活は婚活へ発展するかも!
恋活は恋人を探す活動で、婚活よりもライトに行えるのが利点です。
もしかすると、延長線上で婚活へ発展するかもしれません。